モバイル実装ライン登場。

総全長1.1mの超コンパクト設計。
生産タクトや実装条件に合わせたレイアウト構成を容易に実現可能。
標準的な作業机 *1 のスペースがあれば、簡単に生産ラインを作ることができます。
これからは実装設備もユニット化の時代です。

少量生産に最適な実装ラインが1ライン600万円より

省スペース、省電力の超エコ設計

マウンターの質量は約25kg、リフロー炉は約20kg。2名で簡単に持ち運びできるので、設置場所を選びません。2台が省スペースに収まりますのでどこでも簡単に生産ラインを作ることができます。
また超小型簡易チップ搭載機 MR-250 を2台並べて、塗布専用機と搭載専用機として使用したり、塗布・搭載混載機として使用することもできます。
いつでも生産ニーズに合わせて最適な実装ラインを柔軟に組み合わせることができます。

コンベアー採用により小ロット基板を自動連続生産可能

卓上装置でありながらコンベアーを標準装備。最大□150mmサイズの基板まで対応できますので、簡単なLED基板生産やFPC実装、部品メーカーでのテスト実装ラインなどの小ロット生産に最適です。
これまで高額で自動化が難しかった単純作業の自動化が、これにより実現できます。

操作性を最優先

直感的に判るように、簡単操作を重視。設置したその日から即戦力として使用できます。
作業者はデータを選択してスタートスイッチを押すだけ。MR-250とVR-350が連携して予め決められた枚数の連続生産を行います。

少ない投資でスタート

一般生産ラインの約1/5のコストで1ラインが構成できます。生産種や生産量が増えた時点で必要に応じてもう1ライン追加すればいいので、初期投資を抑えたスムーズな立ち上げができます。

超小型簡易チップ搭載機 MR-250 コンベアー仕様
塗布・搭載担当

本体外観および金額 *2

特長

塗布、搭載機能を標準装備

ヘッド部

「クリーム半田塗布→チップ搭載」だけでなく、「接着剤塗布→チップ搭載」 「フラックス塗布→半田ボール搭載」としても使用できます。

XY軸にはボールネジを採用

ボールネジ

XY軸には高精度ボールネジを採用。低価格でありながら、精度重視の設計となっています。
1パルスあたりの動作量:2μm/pulse (XY共に)


カットテープも自動機に

カットテープ、テープフィーダー

これまで自動機に掛けることができなかったカットテープにも対応。用途に合わせてテープフィーダーおよびチップスティックのどちらからでも部品取出しができます。

SOPや電極部品にも対応可能

アライメントステージ

オプションの簡易アライメントステージユニットを使用することで、チップ部品だけでなくICやトランジスタなどにも対応できます。


オートツールチェンジ機能

オートツールチェンジ

最大3種の吸着ノズルを装備可能。部品ごとに使用ノズルを自動交換します。丸型ノズル以外に、角錐コレットや角形コレットなど特殊ノズルにも対応できます。

対話方式の簡単データ作成

データ作成にはヘッドカメラを用いたダイレクトティーチング方式を採用。基板を見ながらデータ入力ができるのでCADデータが無い状態でもデータ作成ができます。もちろんCADデータからの作成にも対応しています。


関連動画

※項目をクリックすると画面が開きます。視聴後は再度項目をクリックして折りたたんでください。

1.オートツールチェンジ機構標準装備/1.2MB/7秒/wmv

専用ビットを3種設置可能、部品毎にビットを使い分けできます。

スルーバッチ式簡易リフロー炉 VR-350
加熱担当

本体外観および金額

スルーバッチ式簡易リフロー炉 VR-350、加熱担当、高温半田対応&生産タクト大幅短縮、260.0万円より

特長

プロファイル作成が自由自在

操作パネル

バッチ式制御により、最大10ゾーンのプロファイル作成が可能。大型コンベアータイプと同等のプロファイルを簡単に実行できます。

急速昇温対応

理想的なプロファイル

弊社独自の加熱方式により、標準的な単層1.6mmガラエポ基板において約2.5℃/sの急速昇温を実現。高温半田にも対応できます。


準備時間、冷却時間を大幅短縮

カットテープ、テープフィーダー

大型リフローにある”待ち時間”がありません。準備完了、冷却完了までの余分な電力を使用しない省エネ設計となっています。

リフローサイクルを大幅短縮

アライメントステージ

プリヒートゾーン設置により、これまでバッチ式リフロー炉で苦手としていた生産タクトが大幅に改善。一般的なプロファイルの場合、約90秒ごとに基板搬入出ができます。


スルーバッチ方式を採用

カットテープ、テープフィーダー

バッチ式の得意とする省スペースと、コンベアー式の得意とする生産効率を併用したスルーバッチ方式を採用。全幅500mmの中に大型コンベアータイプの性能と生産性を再現しました。


関連動画

※項目をクリックすると画面が開きます。視聴後は再度項目をクリックして折りたたんでください。

1.リフロー炉一連動作/3.21MB/31秒/wmv

プリヒートゾーン採用により生産効率アップ。

仕様

超小型簡易チップ搭載機 コンベアー式 仕様

本体サイズ(幅×奥行×高さ) 580×500×400mm
本体重量 約25kg
ワークサイズ・厚さ 最大150×150mm、1.0〜2.4mm (オプション:バックアップピン)
部品供給 チップスティック (8mmテープ:最大12本)、テープフィーダー (8mmテープ:最大12本)
コンベアー 搬送系:ACモーター、バックアップベース付 (バックアップピン 5本付)
アライメント方式 専用コレット (オプションで自動画像処理対応可能)
搭載精度 ±0.1mm
その他 オートツールチェンジ機能、ディスペンス機能、
パソコン制御 (Windows XP、座標データ:CSVファイル)
電源・エアー AC100V、50/60Hz、0.5〜0.7MPa、0.2NL/min
オプション 自動画像処理、バックアップピン、専用設置台

スルーバッチ式簡易リフロー炉 仕様

本体サイズ(幅×奥行×高さ) 460×500×680mm
本体重量 約25kg
ワークサイズ・厚さ 最大 150 × 150mm、1.0〜2.4mm
加熱方式 IRヒーター
温度制御 PID制御
ワーク昇温能力 約2.5℃/s (単層ガラエポ基板 d=1.6mm)
温度分布 ±10℃
温度精度 ±10℃
温度計測 K型熱電対
プロファイル 最大10ステップ、入力項目:設定温度/加熱時間
ワーク高さ 最大 15mm
電源・エアー AC200V (3相)、0.5〜0.7MPa、0.2NL/min
*1 : 標準的な作業机の長さを1.2mと設定。
*2 : コントロールボックス、制御パソコンが付属します。